日本空手道誠心会ホームページ

誠心会空手とは

道場理念

誠心会空手道場は、混沌とした世相の中で如何に自己を確立し、自信を持って生きて行く事が出来るかを空手練習鍛錬、競技会を行う中で模索し時間をかけ一歩ずつ達成してゆく事と、生涯空手を目指しています。 空手が己を鍛錬するのに最も優れた又厳しいスポーツであり、武道だと思います。

 

誠心会の紹介

 

●代表より挨拶

 誠心会空手を立ち上げられた、熊澤 誠主監(現会長)が療養の為、誠心会空手存続の危機の中、急遽未熟者私が代表となり、大きな不安と小さ な期待の中での平成16年12月誠心会空手がリスタート致しました。
 キャリアだけで実績の無い私が、誠心会を受継ぎ今後どのように育てて行けば良いのか悩みましたが友好道場の先生方や関係者の方から「自分の信じた通りに行えば良い」とのアドバイスと周りの暖かい声を頂き、今日となりました。
 空手には大きく分けて3つ(伝統派・フルコンタクト・防具付き)のスタイルがあります。誠心会ではどの空手も基本は同じと言うスタンスで考えており、全てをリスペクトしています。
 子供と親子の道場生がメインの小さな誠心会空手ですが、空手道の心を重んじ私自身も共に成長しながら、誠心会空手を育てて行きたいと考えております。      

押忍   上吉 利彦

 

■道場指導目標

 

空手を通じ下記の様な事を生徒に学んでもらいたいと考えております。

 

■幼 年

 

日常五訓を主に、いろいろな年齢層の人達と共に行動する事による、コミュニケーション力の向上。

 

■小学生

 

生活習慣の中での基本的な礼儀と体を動かす楽しさ、いろいろな年齢層の人達と共に行動する事によるコミュニケーション力の向上、空手で経験する人体への痛みや恐怖心を通じ、逃げない心や人に対する優しさ思いやりを育てて行きたいと考えています。

 

■一 般

 

安全面を最大限考慮し、空手を通じての実践護身技術の習得と体力向上・ストレス解消を目的とし、そして社会人としての和(協調性)を大切にして行きたいと考えています。

 

道場訓

■日常五訓
 一つ ありがとうと言う かんしゃのこころ
 一つ すみませんと言う はんせいのこころ
 一つ おかげさまでと言う けんきょなこころ
 一つ わたしがしますと言う ほうしのこころ
 一つ はいと言う すなおなこころ

■修養訓五ヶ条
 一つ 空手に先手なしを本分とすべし
 一つ 体技より心技を重んずべし
 一つ 日々の鍛錬を常とすべし
 一つ 鍛え守るべきは、逃げない心と信ずべし
 一つ 日本古来伝統たる武道の気風を尊重すべし

 

稽古内容

 

 稽古では、基本・相対・形・組手・護身の5つを柱に進めて行きます。

 

●基本稽古

  • 基本……空手でもっとも基本となる、その場で行う突き、蹴り、受けの反復練習です。
  • 移動1・2……基本で学んだことを、運歩法で移動しながら行い、反復練習を行います。

 

 

●相対稽古

 

基本で学んだ動きを攻め手側と受け手側に分かれ実際に行い、正確な動きと形を学びます。 相対稽古のもう一つの目的として、お互い協力しなければ技術力向上が図れない為、協調性も学ぶ事が出来ます。

 

*相対稽古の中には、ミットを使った練習も含まれます。

 

●形

  • 平安(ピンアン)初段〜五段
  • ナイファンチ
  • バッサイダイ
  • セイエンチン
  • セーパイ

 

●組手

 

幼年・小学生(初〜中級)……フルコンタクト(防具有・上段突き無し)
小学生 (上級)……フルコンタクト(防具有・上段突きあり)
中学生〜一般(初〜中級)……フルコンタクト(防具有・上段突き無し)
中学生〜一般(上級・段)……フルコンタクト(防具有・上段突きあり)

 

組手は安全面を考慮し、防具を着用します。
初〜中級者は、上段突きなしのフルコンタクト形式とし上級者より、グローブを着用しての上段突き有りとなります。
組手ではローテイションをしながら、色々なタイプの人と行います。100%の力を出すのではなく、70〜80%の力でいろいろな技や捌き等を試す場なので、勝敗に拘らずに行います。
マススパー的な組手も行いますが、この時は防具は着用しません。

 

●護身

 

通常の組手や試合等では使えない、急所・関節技系などを習得します。
*柔術ではありません。

 

 

審査内容

 

◎少年部

 

10級……日常五訓、基本1、基礎体力、組手
9級……日常五訓、平安初段、基本1、基礎体力、組手
8・7級……日常五訓、平安初〜2段(形)、基礎体力、組手
6・5級……日常五訓、平安2〜3段(形)、基礎体力、組手
4・3級……修養訓、平安3〜4段(形)、基礎体力、組手
2級……修養訓、平安4〜5段(形)、基礎体力、組手
1級……修養訓、平安5段・ナイファンチ(形)、基礎体力、5人組手
初段……バッサイダイ(形)、基礎体力、護身技、10人組手

 

◎一般部

 

6・5級……日常五訓、修養訓、平安初段〜2段(形)、基礎体力、組手
4・3級……日常五訓、修養訓、平安2段〜4段(形)、基礎体力、組手
2級……平安4〜5段(形)、基礎体力、5人組手
1級……平安5段・ナイファンチ(形)、護身技、基礎体力、6人組手
初段……バッサイダイ(形)、基礎体力、護身技、10人組手

 

女性及び年齢に対して、審査内容は考慮致します。
形は、一つ一つの動作を正確に且つ気合を入れて行って下さい。
組手は勝ち負けでは審査しません。いろんな技を出し、元気良く行って下さい。

 

 

指導員資格について

上級者又は有段者は現指導員及び代表からの推薦により準指導員となります。
約1年間の経験を経て正指導員に任命。